ベビーソープだけでベビースキンケアが完結するのか考えてみた

ベビーソープだけでベビースキンケアが完結するのか、それともベビーローションによるケアも必要なのか？

その答えを出すにはベビースキンケアというものが一体何なのかについて考える必要があるでしょう。

ベビースキンケアが何なのかを知るにはもっと根本的な赤ちゃんのお肌の特徴から考える必要があります。

赤ちゃんのお肌は大人と違って皮膚が薄くとてもデリケートです。

そして皮脂分泌が生後3ヶ月以降は徐々に減少していき乾燥しやすいお肌でもあります。

お肌というのは刺激を受けたり、乾燥したりすると、カサカサ＆ガサガサ、または、刺激によってカブレたり、ブツブツができたりします。

それこそ、生命活動をしていると自然に生じる、汗・皮脂・垢などですらお肌の刺激となりえます。

つまり、刺激に敏感だったり、乾燥しやすいお肌は肌トラブルを起こしやすいお肌と言い換えることもできます。

赤ちゃんの場合は汗疹やニキビ、おむつかぶれ等の乳児湿疹を起こしやすくなります。

反対に刺激に敏感でなく、保湿されていれば、肌トラブルが起こりにくいとも言えます。

スキンケアはそのためのサポート役なのです。

どういうことかというと、汗や皮脂が過剰にあると刺激となるので、汗などの汚れは定期的に排除し、綺麗にしてあげると良いでしょう。
また、刺激を緩和し、乾燥から守るには、お肌に潤いを与え、油分で閉じ込め、水と油の2層によってダメージを吸収し、保湿すれば良いでしょう。

そのためにベビースキンケアが必要です。
ベビースキンケアとはお肌をトラブルから守るためのサポートです。

ベビースキンケアというのが何なのかを知ればおのずとベビーローションが必要か不要か答えは出てきます。

先程も言ったとおり、赤ちゃんのお肌には汗や皮脂・垢などの汚れが溜まります。
これは赤ちゃんに限らず大人の肌にも当てはまることです。

そういったお肌の汚れがデリケートな赤ちゃんのお肌には刺激となってしまうため、汚れを落としキレイにすることも必要です。

そのために使われるのがベビーソープです。

そして、ダメージの緩和と乾燥予防のためには水と油によるお肌の保護＆保湿も必要となります。

ベビーソープには保湿成分が配合されているものもあり、洗った後も潤いが残るようなベビーソープもありますが、
根本的にベビーソープは洗い流すものなので、保湿力でいうとそれほど高くありません。

潤いは与えることができても油分をベビーソープで残すのは難しいです。

そこでお肌の保護＆保湿に役立つのがベビーローションです。

もう、お分かり頂けたと思いますが、
ベビースキンケアのベースとなるのは、ベビーソープによるお肌の洗浄とベビーローションによるお肌の保護＆保湿です。

もちろん、ベビーローション以外のベビークリームやベビーオイルでもお肌の保湿＆保護は可能です。

ベビーローションとベビークリーム、ベビーオイルの違いを簡単にいうと、
水分量はベビーローション>ベビークリーム>ベビーオイル
油分料はベビーローション<ベビークリーム<ベビーオイル
となっています。

違いは水分と油分のバランスなので、赤ちゃんのお肌の状況に応じて使い分けることが大切です。

特に乾燥が激しいなどがなければ、水分と油分を効率的に補えるベビーローションを毎日のケアに使うことがおすすめです。

まとめますと、ベビーローションが不要かどうか、ベビーソープだけで十分かを考える際には、
ベビースキンケアというのは何で何のために行うのかを考えると答えが出るということです。

その答えとしては、ベビーソープとベビーローション両方とも不可欠であるということです。

お肌を洗って清潔にするのも必要で大切なケアですが、お肌を保護し保湿するケアも同じくらい必要で大切なケアです。